教えてPTA −アンサー編−
会報209号で、PTAの現状を教えていただく「教えてPTA」アンケートをお願いしました。ここではアンケートにお答えいただいた内容について報告させていただきます。
(1)◎地域交流の成果
- 防犯パトロールの実施。
- 絵本の読み聞かせ。
- 授業のサポート(習字、昔あそび、豆腐つくりなど)
- 垣根の手入れや備品の修理。
- 校外の情報提供。
- 「地域の子どもは地域で育てる」という意識付けが出来た。
◎それに伴う悩みは?
- 作り上げた組織と体制を、どう維持していくか。
- 地域の方々の高齢化で協力体制が難しくなってきた。
- 学校側との意識のずれ。
(2)役員選出方法は?
- 入学式当日に3年間分の全役員を選出する。立候補及びくじ引き。
- 各クラス、担任の先生に一任。立候補及び抽選。
- 本部役員は、「役員選考委員会」にて選出。
- 事前にアンケートを取り、役員未経験者を対象にお願いする。
- 保護者が子どもと同じ学校の出身者であることが多く、縦横のつながりが強いのでスムーズに役員が決まる。
(3)親父の会などのお父さんの出番は?
- 親父の会を立ち上げ、体育祭・文化祭のお手伝いをして頂いている。
- 親父の会は組織していないが、資源回収等力仕事には参加を呼びかけています。
- 学校行事には母親達の声かけで多数の父親も出席している。
(4)PとTの交流は?
- 月1回の本部会でPとTが行事や学校での出来事の情報交換をしている。
- 年2〜3回の懇親会での交流。
- PTAスポーツ大会での交流。
(5)校内の備品でPTAが管理しているものは?
- 特になし、が多数。
- 花壇、プランターなどの緑の管理。
- 空き教室がPTAの部屋となっているので、その部屋の管理及び保管してあるPの関係書類の管理。
※アンケートにご協力下さった会員の皆様、大変ありがとうございました。
アンケートの結果、学校と保護者及び地域の方々との交流でもっとも力を入れているのは防犯であるという事がわかりました。大事な子ども達をみんなで守っていこうとの意識の高まりだと思いました。
又、どこの学校でも役員選出には苦労している事が伺えます。その為の工夫を試行錯誤しているようでした。
学校行事への父親の参加は多い所とほとんど無い所の両極端でした。又、父親のいない家庭もあるので「親父の会」自体の名称も変えるべきでは?という意見もありました。
少子化に伴いPTAの組織もこれから先少しずつ様変わりしていく事と思います。しかし、子ども達の為のPTAであるという事は変わってほしくないと心から思いました。