今後の県P連のあり方について

【写真】県PTA連合会会長 伊地知伸久氏
県PTA連合会会長
伊地知伸久

埼玉県PTA連合会の役割は、多岐にわたっておりますが、特に二点について重要であり、今後も充実させていくことが大事と考えております。

(1)保護者の意見を県教育行政に反映させる

学校の教職員は、県の職員です(県費負担職員)。そして、各学校の教育方針に県教委が、大きく関与しています。また、交通安全や不審者対策についても県警や県の各部署が権限を持っています。その県に対して意見を伝えて反映させることができるのは、県の連合組織でしかできません。先日も全国学力調査の結果開示について県教育委員さんより意見を求められました。

(2)単Pの活動支援

PTA活動の基本・中心は、各単Pです。その単Pに情報提供・活動事例紹介・啓発活動・相談業務などを行って活動支援を更に充実する必要があります。単Pや狭い地域の中だけでは「井の中の蛙」になる危険があります。県内の交流を深め、全国とも連携して、保護者も学びあい、協力しあって私たちの可愛い子どもたちの教育環境を改善していくことが大切であります。

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