平成二十一年度埼玉県PTA連合会広報誌コンクール

【写真】中学校の部教育長賞 影森中学校PTA広報部の編集作業
中学校の部教育長賞
影森中学校PTA広報部の編集作業

平成二十一年十月二日、埼玉県PTA連合会広報紙コンクール中央審査会を実施し、各地区での審査を経た小学校一一八校、中学校六三校について厳正な審査を行いました。

本年度から新設した特別賞の県教育委員会教育長賞には、新座市立新開小学校PTAの「しんかい」と秩父市立影森中学校PTAの「かげもり」が、県PTA連合会会長賞には、上尾市立上尾小学校の「きらきら」と八潮市立八條中学校の「NET WORK」がそれぞれ選ばれました。以下、小学校で金賞七校、銀賞十校、銅賞二十校、中学校で金賞三校、銀賞七校、銅賞十校が入選しました。

小学校の部 教育長賞
しんかい 新座市立新開小学校PTA

【写真】小学校の部 特別賞
小学校の部 特別賞

県PTA広報誌コンクールにて教育長賞を頂き、広報誌制作に携わった役員一同、たいへんうれしく感じております。

新開小学校PTAでは、子ども達がより良い環境で学校生活が送れるように、また保護者が親として学べる学校であるように、毎年PTAのスローガンを決め活動を行っています。

広報誌「しんかい」は保護者や地域の方が「学校を知る、親としてのあり方を学ぶため」の広報誌をめざしており、毎年スローガンに沿って保護者と先生方とで座談会を行い、広報誌に掲載しています。その他にも、保護者が知りたいこと、疑問に思っていることなどを特集記事として取り上げるなど、写真だけの広報誌にならないように、テーマを大切にし、一人でも多くの方にご覧頂き「考えるきっかけ」になる、そんな広報誌をめざしてまいりました。

今後も、役員一同、向上心を忘れることなく、温かみがあり読者の方が楽しみにして頂ける広報誌となるように、作成していきたいと思っております。

小学校の部 県P会長賞
きらきら 上尾市立上尾小学校PTA

このたびは、本校広報誌「きらきら」に名誉ある賞をいただき、誠にありがとうございました。

本校PTAの広報活動は、非常に詳細な取材、膨大な写真の撮影、きめ細かい編集作業の打ち合わせ、それを受けた印刷業者との打ち合わせが特筆すべき点かと思います。この印刷業者との打ち合わせというのがポイントですね。写真の校正、細かい点への配慮、そういった指示が印刷業者を何度も悩ませますが、業者が根を上げなかったことにも感謝です。

取材活動については、どんな行事でもどんな場所でも必ず現れる広報委員さん、そんなイメージの元でカメラ片手に東奔西走していただきました。そんな情報量の多さが「誰のための広報誌か」という表彰式の際の審査委員長の御言葉にも反映されてくるのかな、と感じました。

中学校の部 教育長賞
かげもり 影森中学校PTA

影森中学校PTA広報紙は、広報担当副会長と広報部長を中心に、広報部員十名、他の専門部より、広報担当者として四名、担当の先生方を加え、計二十名で作成しております。

編集の方針は、「PTA活動の広報を行う」「必要な情報を必要な時に保護者へ提供する」「読み易い紙面を心がける」という基本どおりの非常に当たり前のものです。特に、本年度から「必要な情報を必要な時に」を実現する為、パソコン・プリンターを使用し、原稿の入稿から印刷まで、全て部員の手作りによる広報紙としました。一学期と二学期に各二号、三学期に一号、都合、年五号の発行を行う予定で活動しております。

全て手作りなので、思わぬトラブルがあったり、かなりハードなスケジュールだったりしましたが、今回、特別賞をいただき、その苦労が報われ、関係者一同、大変嬉しく思っております。また今後への励みともなり、来年度以降も引き続き、良い紙面づくりを行っていきたいと思います。

中学校の部 県P会長賞
NET WORK 八潮市立八條中PTA

【写真】中学校の部 特別賞
中学校の部 特別賞

私たちの学校は、市内でも生徒数の少ない学校の一つです。小規模校ならではの特徴を生かし、学校・家庭・地域の方々が協力して教育活動を行っているのが特色のひとつといえます。

広報委員会の活動は、部員十人で各学期の初めにどんな記事を載せるのか意見を出し合い、その後は毎月二、三回の委員会を開いて内容や紙面のバランスを納得するまで話し合います。毎回忙しい中、先生方の力をお借りして、広報委員一人一人ができることを楽しく、和気あいあいと活動しています。また、学校行事には必ず誰かが足を運び、取材活動しています。

今年度は「読み捨てられない広報紙」にしたいという強い気持ちで作成しています。そのために、生徒の皆さんの原稿を載せるなど生徒の協力をお願いすることで、大人だけが読む広報紙ではなく、生徒にも興味を持ってもらえるように工夫しています。また、写真で目を引くだけでなく、学校の様子が皆さんに伝わるように、また、「次回は行事に参加したい。」と思ってもらえるように、文章の作成ひとつにも一生懸命取り組んでいます。そのおかげで、発行すると「生徒たちが広げて読む姿をよく見るようになった」と先生方からお話をいただけるようになりました。これからも、目標を高く持ち、がんばりたいと思います。

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